無知な16歳が格差の固定化と経済の停滞について、小論文を書いてみた。

 格差の固定化


 日本の格差の固定化を解消するために、私は新たな産業を生み出すことを提案する。なぜなら、日本の富が国定化しつつあるからだ。

過去数十年間、日本では新しい富がほとんど生み出されていない。実際、日本の高所得者数は減し、中・低所得者の数が増加している。つまりは国全体が貧困化し、一億総貧困に陥っているのだ。日本国内の富をケーキに例えれば、切り分け方は変わらず、ケーキの大きさのみが小さくなりつつあるということであろう。そのため、格差はほとんと変化せず、個人の所得のみが減ってしまっている。だからこそ、新しい富を生み出すために、今の日本には新しい産業が必要なのだ。

 一億総貧困化している今の日本が富を生み出し再興する方法、物理学者のマックス・プランクは「科学は葬式のたびに進歩する」という言葉を残している。これは科学のみに別えることではなく、社会全般にも通用する。

つまり、財界や政治界のトップの引退、世代交代が必要なのである。これを裏付けする実例として、太平洋戦争後に、それまで日本経済を牛耳っていた大企業の経営者が解任されたり、財閥が解体されたり、変革があったおかけでその後の高度経済成長が発生した。

 日本が長年拒んできたIT化や旧体制の見直しを行い、日本近海に大量に埋蔵されているメタンハイトレードの実用化に向けて動き出し、新たな産業とすることで富を生み出していく必要がある。


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