【ネタバレ注意】TOP GUN MARVERICK感想考察

 


picture:Ⓒスカイダンス・メディア ドン・シンプソン/ジェリー・ブラッカイマー・フィルムズ

またまた映画感想考察記事を書くことになった。

今回の映画はTOP GUN MARVERICKだ。是非是非まだ見ていない方は参考にしてほしいが、途中のネタバレラインからは見ないでいただきたい。 


I.劇場で見るべきなのかどうか

映画や他の映像というものは人間の五感のうちの二つ(4Dは除く)、視覚と聴覚によって表されている芸術だ。これはただの前置きに過ぎない、そう。僕が伝えるべきなのはタイトル通り劇場で見るべきなのかどうかということだ。答えは

 特大のYES だ。

上記の”ただの前置き”で書いている通り、映画は聴覚と視覚によって表されている。つまり劇場で見るべきなのかどうかという点は聴覚と視覚の活用によって決まる。

テレビでもそんなに変わらないと言おうとした君たちに聞くが、大迫力の戦闘機のエンジンと風の爆音をどうやってテレビなんかで再現しようというのだろうか。

不可能である。

まだ見ていない方はこの機会にぜひ劇場に足を運べ。素晴らしい体験ができるはずだ。

ここからはネタバレラインとなるので足を運んでない人たちには退出していただこう。

どうしても見たいのなら残っていても構わない、よほどの物好きなのか。


ネタバレあり感想


II.ストーリーについて

始まりから終わりまでずっと前作へのリスペクトが感じられた。

On March 3,1969 the United States Navy established
an elite school for the top one percent of its pilots.
Its purpose was to teach the lost art of aerial combat
and to insure that the handful of men who graduated
were the best fighter pilots in the world.
They succeeded.
Today, the Navy calls it Fighter Weapons School.
The flyers call it:



この始まりである。ここで興奮を覚えた人は多いはずだ。そして、前作と同じように
"DANGER ZONE"でオープニングがスタートする。違うのは機体だけ。

映画としてのストーリーの評価はあくまで個人的な意見だが9.5/10である。

ほとんど文句はない。作りがうますぎるほど面白い。昔のライバルのアイスマンと相棒と呼び合っているのもいいし、かつての相棒の息子のルースターとの掛け合いも最高だ。
だが一つだけ気になるところがある。それはヒロインが前作のチャーリーではなくて、前作で少し言及されていただけの元カノという点である。そこだけが気に食わなかったが、それ以外は最高だ。

あと、アイスマンの衰死以外は誰も犠牲にならないハッピーエンドの映画だったので、そこはよかった。(前作に犠牲があったからだと思うが)

今回はマーベリックが主人公だが、別に前作のアイスマンとマーベリックのように、ウエルとルースターというタッグが存在する。 この二人のやりとりが前作を思い起こさせるのだ。

前作を越えた越えたといろんなところで聞くが、前作ありきの神作なのだと思う。


III.映像について

わざわざ本物の戦闘機に乗って6Kのカメラで撮影した本作、戦闘機同士のドッグファイトのシーンは今までもこれからも造れないほどのかっこよさ、臨場感、迫力だった。

V.キャストについて

全てのキャストについて熱々と話すと日が暮れるような気がする(現在時刻17:20分、確実に暮れる)。
今作では前作のオリジナルキャストが複数起用されていた。

引用元:https://www.gokitsu.com/movies-review/topgun/

アイスマンやキャロル、そしてもちろんマーベリックだ。僕は高校生なので36年の時を経てと言った感動はないが、劇場で見ていた方の感動はとてつもなかったものだろう。


機体の解説と敵国の推理

今回はたくさんの戦闘機が出てきた。これからその戦闘機たちを紹介していく。

今作の主役:F-18


F-14に変わって米海軍の主力戦闘機として活躍していた(今もしている)戦闘機である。
トランスフォーマーやその他の2000年代後半あたりの映画にはよく出ているはずだ。

敵機:(su)-57 (予想)

Anna Zvereva from Tallinn, Estonia - Sukhoi Design Bureau, 054, Sukhoi Su-57, CC 表示-継承 2.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=87441875による

今回の敵国は安易に予想がつく。手掛かりから見て、アメリカとNATOと対峙しており、雪が多く、険しい山々がある。さらにならず者の国家(これは今の情勢への風刺なのか?)。

これはロシアだろう。

そして、今回の敵機は第五世代と紹介されており、具体的な名称は出ていない。しかし第五世代の戦闘機は現在、

アメリカ合衆国の旗 F-22 F-35

中華人民共和国の旗J-20

ロシアの旗 Su-57


の、4機しか実用されておらず形状が一番近いのがSu-57なのである。

第五世代の戦闘機はステルス性に重点をおいており、空中戦でも第4世代たちと互角以上、または一方的な攻撃が可能である。

冒頭の"DANGER ZONE"のシーンで出ていたF-35



第五世代の戦闘機だ。有名で今の米海軍の主流戦闘機だ。説明は不要だろう。

最後で大活躍をした化石:F-14



この戦闘機は前作を見た方なら分かる通り、前作の主役戦闘機だ。可変翼の搭載による翼の展開が特徴であり、F-18に取って代わられるまで米海軍の主流戦闘機だった。そのかっこよさとファンの多さは異常。51年前の今日


コメントとブログの閲覧、ブログフォロー、Twitterフォローよろしく。

 twitter         instagram         Discord



TOMが見てもらいたい記事











Comments