言葉の中身

言葉の中身




人と会話する時、言葉を使う。
言葉を用いて会話が出来るのは言葉には一つ一つ意味があるからだ。
そして言葉の意味をお互いに理解しているからこそ会話が出来る。

しかし、現代において私たちが日々使っている言葉を注意して聞いてみると、どうも先程の私が話したことは少し違うように思える。

それはなぜか、例を挙げて話そうと思う。
今良く聞かれるのは殺すという言葉。
友達同士やネットで見聞きするだろうし、きっと使った事があるという人は多いだろう。

しかし、その言葉の意味は人の生命を奪うと言った、恐ろしいものとなっている。
だがそれを本当に友達に言うものだろうか、しかもほぼ多くの人がだ。

この言葉を簡単に使っている人は自分の胸に手を当てて思い返してほしい。そうすれば、先程の疑問が解決するはずだ。

この言葉を使うとき、何を思って使うのか?
意味の通りに考えてみると恨みだとかそう言った感情だろうが、実際はふざけるなよ、何を言ってるんだ等の意味で、じゃれあうような感じで使われている。

だからといってこの意味だけかと言えばそれは人によって変わる。

また、他の例では流行語がそうだろう。
ぴえんなどは悲しいという意味であるが、その悲しいというのは人々の共通認識からなる意味も勿論あるだろう、それは人の数だけ。

これ以上例を上げると長くなるので割愛するが、これらの事を踏まえると、
言葉には意味があるが、人に向けて喋る時、その言葉にはその人それぞれの思いを込めて喋る。
言葉には思いがあるというのがわかった。

疑問に思う人もいるだろうが、そうなら自分が発する言葉に毎回意識を置き、どんな思い、気持ちを込めて喋っているか考えてみるといいだろう。

この考えが皆の知識理解を深めてくれることを祈っている。












Comments