『大人のためのフィンランド式勉強法』という学生にも十分使える本



どうもみなさんこんにちは、wisdombookの人です。

今回は『大人のためのフィンランド式勉強法』という本を読んだので、レビューと感想を語らせてもらおうと思いま〜す。


単刀直入にいうと、この本の感想は

「面白い・辻褄が合っている」

という感じです。


個人的にいいなと思ったところは、最初になぜフィンランド式学習がいいのかっていうことをちゃんと解説してくれるところですかね。

この本の最後あたりには、例題(日本語ver)があるんですが、日本だと人体の器官の名称を答えるとき

「以下の器官の名称を答えよ」で終わりなことが多いですよね。

しかし、この例題では

「自分お体の中がどうなってるのかを知る人は医療関係者以外にはなかなかいない『お腹が痛い』と人は口にすることがあるが、それが内蔵のどの部分なのかを論理的に把握したいものだ。そのために自分の体の中の臓器の位置と名前から覚えていこう」

という問題文になっているんですよね。これが先ほどいった「辻褄が合っている」に当てはまる点です。

さらに面白いなと思ったところは少し、本のページを巻き戻した場所にあるんですが、

それがこの問題

「98+98は何になるか、答えとその説明を式と言葉を使って表せ。」っていう問題。

日本の場合は、たいていの人が (90+90)+(8+8)って考えると思うんですよ。まあ他の考え方もあるでしょうけど、学校ではこの方法を最初に習いますよね。

しかし、フィンランドでは方法を習うとかがなくて、例えばこの本で出てきたのは

98と100はとても近い数だ。なので100と100を足して多い分の2をそれぞれ引くと良い。つまり

(100+100)−(2+2)っていう考え方もあったんですよね。

こんなふうに肩に囚われない脳が活性化する勉強法、それがフィンランド式勉強法なんだそうです。

もし面白かったら、フォローなり、シェアなり、コメントなり、煮るなり焼くなりしてください。

それでは、また





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